メルボルンの藤棚

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 日本にいた時は生け花を習っていた(現在でも続けています)にもかかわらず、桜や紅葉の時期以外は特に庭園とかには行きませんでした。休みが少なかったし、近くに庭園がなかったからです。メルボルンに住み始めた時から、庭園に行くようになりました。その理由は、メルボルンはガーデン・シティーとして知られていて、多くの個人宅の庭が綺麗で、さすがガーデンシティー。メルボルンには庭園がたくさんあるからです。

 メルボルンを訪れた方は御存じかと思いますが、Royal Melbourne Botanic Gardenという、とても有名で広大な庭園がメルボルン中心部の近くにあります。この庭園はヴィクトリア州が管理している庭です。今日ご紹介する庭園は、プライベート所有で、ワインで知られているヤラ・バレーにあります。ですから、メルボルン中心地から車で1時間ほどかかります。名前は、Alowyn Gardensで、この庭園には入場料がかかります。大人一人16ドルとなっています(10月1日現在)。

 このアロウィン・ガーデンは1999年に造園されました。広さは約30万平方メートル。次の9つの違ったスタイルのセクションからなっています。

  1. Wisteria Arbour (洋式藤棚)
  2. Parterre Garden (カイヅカイブキ)
  3. Zen & Display Garden (日本式庭園)
  4. French Garden (フランス庭園)
  5. Vegetable & Kitchen Garden (菜園)
  6. Dry Garden (雨以外、水やりなし)
  7. Birch & Casuarina Forests (白樺)
  8. Perennial Border (10月~5月 多年草エリア)
  9. Maple Courtyard (カナディアン・メープル)

 このアロウィン・ガーデンの敷地内には、上記のように説明させて頂いた有料の9つのスタイルの庭園の他に、カフェ、ショップ、ガーデンショップもあります。以下10月1日に撮った園内の写真をシェアします。

セクション1の洋式藤棚 まだ気温が低いため藤の花が少ないです。

藤の花

セクション4のフランス庭園エリア

フランス庭園の一部
ラベンダーと花海棠(桜のような木)

カフェエリア

 もう少し暖かくなると藤の花が満開になると思います。いかがだったでしょうか。ヤラバレーにあるアロウィン・ガーデン。ぜひ訪れてみるのはいかがでしょうか。