
メルボルンにいながら日本文化を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
日本から離れて約32年、日本食が恋しくなるのは以前書かせて頂きました(シソの栽培)。恋しくなるのは、他にもあります。もちろん、その中に家族や友達が入るのは当たり前ですよね。皆さんは、その他にありませんか?どうでしょう。桜や温泉が恋しくなりませんか。この十年で、あちらこちらで露天風呂が流行っています。常にあるものと1年で2週間ぐらいしかお目にかかれないものとでは恋しさ度が、やはり後者の方が断然、高いですよね。そこで、今回はメルボルンの桜名所の一つを御紹介します。メルボルンといってもアメリカのフロリダ州のメルボルンではありませんので、御承知置き下さい。
皆さん、春。春ですよ!メルボルンにも暖かい春がやってきました。今日は実は、オーストラリアン・フットボール・リーグのグランドファイナルの日で、家族で応援しているブリズベン・ライオンズが今年も優勝しました。これは余談です。話を元に戻しましょう。春といえば、桜ですよね。実はメルボルンには、桜の花が見られる場所がいくつかあります。今日は、その中の1つを御紹介します。

入り口から歩いて5分ぐらいの風景です。
Dandenong Ranges Botanic Garden (ダンデノン・レンジズ・ボタニック・ガーデン)というヴィクトリア州が管理している庭園。オリンダ(Olinda)という町にあって、ダンデノン山があるダンデノン丘陵の一部になっています。目的地にはメルボルンの中心地(CBD)から車で約1時間かかります。ダンデノン・レンジズ・ボタニック・ガーデンへの行き方は、このリンクを参照してください。リンクはダンデノン・レンジズ・ボタニック・ガーデン公式のHPのHow to get thereのセクションにあります。

訪れたのは9月25日でした。2割程度の開花率だと思われます。
桜が見られるエリアは入り口から少し離れた所にあります。ゆっくり歩いて10分ぐらいでしょうか。Cherry Tree Groveというエリアで、ところどころに小さい案内板がありますので、このエリアの方向に歩いてください。

桜の下で日本酒とおつまみを頂きたいところですが…
HP上にも、いくつかの注意事項が書かれていますので、詳細は参照して頂ければと思いますが、注意事項を幾つか挙げておきたいと思います。
- 入場料は無料
- 入場時間:10時~4時半
- ゲートが5時に施錠される
- Closed Christmas Day, and on days of Extreme Fire Danger Rating or severe weather eventsとHPに書かれています。閉園日は12月25日と山火事注意報が出ている日もしくは、その他の極端な気候現象の日
- ペットの入園禁止
- 各自、ゴミの持ち帰り(ゴミ箱が設置されていない)
- カートによるツアーがあるが、園内は自転車、スクター等の使用禁止
あと、もう二つ覚えておいた方がいいことは、坂が多いことです。そして、駐車場が結構、狭いことです。
メルボルンの郊外では、桜が8割から9割ぐらいの開花率ですが、オリンダは丘陵地なので気温がメルボルンと比べると数度低いので、しばらくは桜の開花を楽しめると思います。メルボルン滞在中に是非、花見を楽しんでみてください。