バルコニーのハーブを使ってBBQ

New project

 オーストラリアで家族や友人を食事やパーティーに招いた時に、よくするのがBBQ。マンションに住んでいても、一戸建てに住んでいても、温かい時期にはBBQは、オーストラリア流ざっくばらんなおもてなしの1つです。もちろん家族だけの食事でもBBQをすることも多いです。

 皆さんご存じの通り、オーストラリアではBBQは文化の一部になっています。だから少しぐらいの煙が出ても、お隣さんから文句が出ることがありません。所変われば品変わると言われるように、日本では都市部の住宅事情や全般的に迷惑をかなり気にする文化があり、迷惑というコンセプトに違いがありますよね。この差や違いに良し悪しはありませんが、日本に戻った際にBBQをするとき、ハッとするときがあります。そんなことありませんか。

 そんなBBQが、今回のトピックになります。バルコニーで育てたハーブ(タイム、ローズマリー、ベイリーフ)を使ってBBQ(ステーキとラム・カトレット)のマリネを作ります。今日のメニューは①ラム・カトレットと②スコッチ・フィレットのステーキと③ロースト・ヴェジタブルの以上の3点になります。勿論、スーパーでハーブが手に入りますが、バルコニーのプランターで育てたフレッシュなハーブが使えたらいいですよね。美味しいBBQになりますように!

 まずは、BBQの下準備。春といえばラム。ラム・カトレットのマリネの準備をします。

食材(時計回り):
ラム、ガーリック、味噌、醤油、砂糖、酒、ローズマリー

マリネを作る。

ジップロックにマリネとラムを混ぜて3時間ほど、冷蔵庫に入れる。おいしい味噌風味マリネ。

 次は、ステーキの準備。スコッチ・フレットのマリネです。いつもは、クミン・ソルトをまぶすだけですが、今回は、あっさりしたマリネです。

ステーキのマリネは、オリーブオイル、タイム、ガーリック、月桂樹の葉、ローズマリーのみです。焼いてから、塩コショウをふります。

マリネに漬けて6時間ほど冷蔵庫に入れておきます。

 そして、最後にローストヴェジタブルの準備です。

ニンジン、カボチャ、サツマイモ、ジャガイモ、ガーリック、タイム、ローズマリーとドライ・イタリアン・ハーブ・ミックスとオリーブオイルでマリネします。

数時間、置いておきます。今回は、お肉の量が多いので、オーブンでローストします。

 さて、

10分ぐらいBBQを温めてから、肉を焼いていきます。温め中の時は、ふたを閉めておきます。

片面、2分半から3分ぐらい焼きます。ミディアム・レアが好みなので焼きすぎないように気をつけます。

ノンアルコール・レッドワインと一緒にBBQランチです。

 冬から春にかけてのBBQとローストヴェジタブルは、たまりません。特に春のラムは格別で、それに味噌風味のマリネの味が、とても美味しいく感じます。ぜひ、ハーブをたっぷり入れたマリネで調理するBBQ、皆さんも試してみませんか。次回のハーブ関連の記事は、ハーブを使ったスパニッシュ・オムレットをご紹介できればと思います。